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家づくりの流れ

「家を建てたい」と思い立ったものの、最初に何をすればいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか?建築士事務所協会では、夢を形にするためのプロセスを分かりやすくご紹介し、お客様が安心して家づくりに取り組めるよう、しっかりとサポートいたします。理想の住まいを築くための第一歩から完成までの流れを知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。皆さまの家づくりを、信頼できるパートナーとして力強く支えてまいります。

親子とソーシャルワーカー

01

お問い合わせ・ご相談

建物の構造(鉄筋コンクリート、鉄骨、木造など)や規模、敷地に関する法的な条件から資金計画、建築スケジュールまで、幅広くご相談いただけます。理想の建築士に出会えるまで、気軽にお問い合わせください。

02

設計依頼

業務内容や設計費用についてしっかりご納得いただいた上で、信頼関係の築ける設計事務所に正式な依頼をお願いしています。

03

設計委託契約

設計委託契約をここで締結しますが、ケースによっては基本計画案(ラフプラン)を仕上げた後や、さらに後の段階になることもあります。

04

基本設計

資金計画をきっちりと固め、金融機関などとも相談し、用意できる資金の上限を確認します。また、家族の希望を話し合い、優先順位を決定することも大切です。設計事務所は敷地調査に取り掛かり、土地の形状や広さ、周辺環境、日射、風向、法的な条件についての調査を行い、関係機関との協議も進めます。建築主との打ち合わせを重ねながら諸条件をすり合わせ、最良のプランを形にします。この段階では、配置計画図、平面計画図、立面計画図、断面計画図、イメージスケッチやCGパース、簡易模型などを作成します。

05

実施設計業務

基本計画に基づき、見積もりに必要な実施計画図面を作成します。建物のデザインや仕上げ、建具、設備、家具、収納などのディテールを確定するための打ち合わせを重ね、場合によってはショールームにもご一緒し、実物を見ながらご提案します。また、地盤調査を専門家に依頼することもあり、費用は数万円ほどかかる場合があります。たとえば、木造二階建て・約40坪の住宅であれば、実施設計には30~40枚程度の図面を作成するのが一般的です。

06

実施設計完了

完成した実施計画図面を建築主にお渡しし、実施設計が完了します。

07

確認申請および各種手続き

地域によっては確認申請が不要な場合もありますが、一般には申請手続きが完了しないと工事を開始できません。手続きには2〜3ヶ月、場合によっては1年近くかかることもあります。設計事務所は建築主の代理人として、こうした法的手続きを代行します。

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監理業務

※工事監理者は、現場監督とは異なります。現場の安全や防犯を直接管理する役割ではなく、設計通りに工事が行われているかを確認する立場です。

  • 施工業者の選定と見積もり依頼
    施工業者に図面を共有し、見積もりを依頼します。提出された見積書を項目、数量、金額などしっかりと確認し、建築主と相談の上で業者を選定します。

  • 請負契約
    建築主と施工業者が工事請負契約を結ぶ際、設計事務所もその場に立ち会います。

  • 着工
    地鎮祭を行う際には設計事務所も立ち会い、施工業者に工事工程表の作成を依頼します。

  • 現場監理
    工事期間中は、図面通りに施工されているか、指定の材料が使われているかを工事現場で確認します。仕上げ材や設備のサンプルを手配し、建築主と施工業者の三者で協議し採用を決定します。工事内容に変更がある場合、変更内容と費用の調整を行い、建築主、施工業者、設計事務所の三者合意の上で工事を進めます。

  • 中間検査・完了検査の立会い
    中間検査や完了検査の際、申請書作成と提出を行い、役所や検査機関の検査に立ち会います。

  • 建築設計事務所検査
    法的検査ではカバーされない部分についてもチェックを行い、必要に応じて業者に手直しを指示します。

  • 引渡し
    工事完了後、設備の取扱説明の立会いや鍵、引渡書、保証書などの書類を受け渡します。工事変更があった場合には、施工業者から提出される積算書の内容を確認し、増減金額を査定します。

09

アフターケア

建物の完成後、入居してからが建築主との本当のお付き合いの始まりです。四季の移り変わりに応じた住まい方のアドバイスなど、快適な生活をサポートいたします。

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